中学受験の過去問について(2) 過去問での学習

6年生
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前記事 過去問について(1) イントロダクション

前記事で挙げたポイントの(1)「過去問での学習」について説明させていただきます。

基本的に自分の志望校の過去問は使用しません。早く、志望校の過去問をやりたい、やらせたい気持ちはわかりますが、ここはグッと我慢です。過去問のやり始めに志望校の過去問をやっても、基本的に良いことはありません。やり始めの段階では「未学習、未習熟」など、まだまだ点数化という部分で至らない点が多くあるため、思ったような結果にならず落胆し、不安が大きくなる可能性があるからです。

まず、過去問は難易度に関係なく、基本に忠実な学校の問題を使用します。具体的な学校名に関しては企業秘密となります。過去問で勉強をするとき、どの学校をチョイスするかで結果が大きく変わってきます。

①過去問やテストになると点数が取れない
②時間をかければ点数が取れるけど、制限時間内だと点数が大きく下がる
③あるレベルまでは点数が取れるけど、頭打ちになり志望校まで届かない

などが生じた場合、過去問選択において失敗の可能性があると考えられます。

ただし③については、現時点までの学習(通塾期間の長短、さぼっていたかどうか、など)が大きな要因となりうるので、原因のひとつとして捉えて頂けたらと思います。

上記の問題についてONEでは、

① 各個人の状況に合わせた過去問を選択すること
② ①をほぼ完ぺきになるまで習熟させること

によって解決していきます。

しかし「ほぼ完ぺきに習熟」とはどこまでなのか?という匙加減が難しく、過去問選択と共に見極めが難しいところとなります。

具体的な方法として、多種類の問いに取り組むのでなく、ウィークポイントとなっている問いに対して「概念理解(時間をかけて説明し、説明させる)を繰り返し、最終的に九九(瞬間)のようにすること」に時間をかけていきます。ここで「九九」というのは、「さんぱ」→「24」と反応できるようになることを意味します。このようなことをしていて「間に合うのか?」と焦る気持ちがでてきます。しかし、経験上ですが、これが一番の近道であると考えます。

 

次回はイントロダクションで挙げたポイント(2)「時間管理」について書かせていただきます。
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